2008/06/29

Modalcode vol.13 (Rain's-Image)


Modalcode -Every 1st Sunday Afternoon Party-
7/6(sun)Shinjuku OTO
16:00 Start \2,000/1D (w/f \1,500/1D)

[Guest DJs] from "Sweet Memories"
水師裕
DexTrax
Kamakura Boys

[Resident DJs]
Yosuke Ikeda(Hal's Record)
Dai Matsui
teppei(an informal party)

[VJ]
Blind Orchestra



 2008年7月は、ModalCodeのDJ陣も参加させて頂いている
ゲリラ・ダンスパーティ『Sweet Memories』
から3組をお呼びします。ディスコ~ハウス~ディスコダブをキーワードに
個性がせめぎ合う良音パーティなだけに、
ボクらのファンクネスとどんな反応が生まれるだろうと自身楽しみにしています。

以下紹介文。
 まずは吉祥寺を中心に活動するトラックメイカー/DJユニット
DexTrax(http://www.myspace.com/dextrax)。
国内外のダウンロード・サイトで楽曲好評配信中。
聴けばすぐに体が反応するビート、どう考えてもファンキー・クレイジー。
要らないだろそんなに? と思える音楽知識量が支える脅威のDJプレイで今回は参戦してもらいます。

 そして、現在中毒者続出中の
Kamakura Boys(http://kamakuraboys.com/)。
久しぶりに身体と意識で音を鳴らしている人たちと出会いました。
彼らのウネりと浮遊感は、何故か同じ曲を掛けても他の人には出せません。
一度味わえば納得。

 最後が『Sweet Memories』を束ねる頭領=水師裕氏
バレアリック~イタロをこよなく愛する氏による、
ModalCodeスペシャル・セット vol.2。
自己の浮遊体験をそのままプレイバックした前回、
フィードバックが空間を埋め尽くし、ファンクなんだかパンクなんだか分からない陶酔に包まれた思い出がリアルに蘇ります。

 もちろんModalCodeレギュラー陣が丁重にお出迎え
&凄腕VJ Blind Orchestraがこの上ない彩をそえてくれます。

 それぞれのポテンシャルを最大限に引き出しつつ、一貫した空気が全体に流れるように!が重要命題。
今回も必然と偶然の狭間を楽しく過ごしたいと思います。

2008/06/23

6/28(sat) 『Communication』 (イケダヨウスケ)



6/28(sat)に行われる青山 蜂でのパーティ『Communication』に
『ModalCode』レジデントから
Yosuke Ikeda & Dai Matsui & Teppei が参加します。

『ModalCode』にも深く関わってもらっているDJ Haraguchicオーガナイズによる新感覚都市型パーティ(関係者ごめんなさい…)。
音楽性と同水準で居心地重視なので、誰もが無理の無い感じで異空間を楽しめるので是非お気軽に。
前回は200人超の来場?でしたっけ?

自分は2F=ラウンジ・フロアになりますが
スペース/時間帯を考えて、やや温度は高めに、と予定しています。
プレイしたいなーと思っている一枚はこれ↓



『Incogdo / Simply Just A Vantage』
 音はこちらで(携帯では聴けません)
    ↓



ちょい前にヒワイなラベルでの再発も話題になった
Derrick May/Carl Craig共作です。

サンプルのクリアランスに引っ掛かりまくりで、
即回収になったと言われる曰くつき初期Detroit名盤。
思いっきりネタ・ワンループのエディット的作風で
フィルターとディレイの押し引きがポイントですが
録音しながらリアルタイムでやってんだろうなーこれ、と
その二人の姿を想像しただけで高揚してきちゃいます。

ジワジワ進んで最後の最後で展開するところなんて、
既にC2のRemixゴト師っぷりが発揮されていてたまりません。

大好きな一枚ではありますが、温まったフロアには物足りず
普通のラウンジ・スペースにはミニマル過ぎて… 
ではありますが、『Communication』ではばっちりハマりそうです。


2008/06/22

Bernard Purdie



自分は「ModalCode」には、ライブはもちろんですが
自分のレコードのリリースパーティーや、
出演者たちを中心にしたレコード(soak.EP)を作ったりと、
レーベル共々 深く関わらせてもらってます。

次回は9月に出演する予定です。


自分はこのブログでは、
情報を共有したり、何か考えを書いていこうと思ってます。

良いレコードの紹介などは、良いDJがたくさん居ますので、
それは任せます。
あと、ホント個人的な見解のみで書きますんで、
そこはお願いします。


■今回は、ドラムについて少し書きます

ドラムそのものや、パターン・音などについても、
いずれ書きますが、
まず今回は、最高のドラマーを一人紹介します。


「Bernard Purdie」

HipHopのトラックメイカーや、RareGroove好きには
知らない人は居ないほど偉大なドラマーです。
彼のドラムをサンプルし、数々のHipHopが生まれています。
そのGroove感のある荒く熱い演奏は、HipHopだけでなく
ダンスミュージック好きには必ず引っ掛かるはずです。

情報よりなにより聴いてもらうのが早いんで、
今回は彼の「Groove Lesson」という動画を掲載します。
3分弱のドラム演奏のみですが、
素晴らしいので、彼のことを知ってる人はもちろん、
知らない人も是非聴いてみてください。
(現状、携帯版では見ることはできません)


2008/06/10

ブログ開設 (イケダヨウスケ)



新宿-音-で第一日曜に行われているアフターヌーン・パーティ
『Modalcode』

まあボクらが運営するパーティなわけだが、2008年7月をもって
1周年を迎える。

意図的ではないが、そのタイミングでブログを開設する運びとなった。
現場で録音したミックス音源や各DJのコメント等を通して
パーティの一端に触れ、楽しんでもらえればこの上なく。


いきなり個人的な話であるが、
自分の好きな音楽というのは、既存のジャンルに全く限定されない。
音楽ジャンルというのは、音楽構造/地域性/時代性によって決まることがほとんど。
だが縦割りな区分を超えて息づく音楽的要素というのもあるわけで、
それは『取り入れる』といったような表面的な話でもない、もっと根本的なもの。
そこが自分にとって音楽の一番魅力的な部分だったりする。

   『Circulation』

そう、音楽とは循環しているのである。
循環する音楽の根っこの部分にダンス・ミュージックというフィジカルに
楽しめるフィールドを通して近づくことができたら…。
そんな理想像を描いたのがパーティの原点にある。

キーワードは『古今東西のブラックミュージック』。
言葉にすると、いささか陳腐だが
体で感得でき自らも動かざるを得ないリズムの原点がここにあると信じている。

初めて訪れた人は、音楽ジャンルがめまぐるしく入れ替わることに
戸惑うかもしれないが
ひとたび一貫してパーティの底を流れる波に乗れたとしたら、
それはボクらの提案を受け入れてくれたことを意味する。

この寛容さ無くして、ボクらの試みは存続し得ない。
試みとは既にあるものを自分流に仕上げることでも、純化することでもない。
新たな切り口を持ったシーンを作り上げることにある。
意味を持たなくなった『発信点』としてではなく
有意義な『交流点』としてのシーンを。
このブログを通して、そんな意味での活性化を促せればと思う。

敷居は高く。間口は広く。